個人エッセイ

【税理士試験】直前期に注意すべきこと

本日のブログも引き続き税理士試験について。
筆者が試験の直前期に気を付けていたことについて記します。
受験生の方の参考になれば幸いです。

新しいものに手を出さない

直前期になると不安な気持ちになって、あれこれ色んなものに手を出しがちです。

たとえばテキスト。
なぜか直前期になると新しいテキストを買って勉強したくなるのですが、しかし結局は同じことが書かれているだけです。

新しいものに手を出すよりも、今まで使ってきたテキストを何度も何度も読み返し精度を上げていくことの方がより重要ではないでしょうか。
(ただし今使っているテキストで理解できない部分がある場合には、別のテキストを読むことで違う角度から理解できることがあるかもしれません)

また自分が通っている専門学校とは別の学校の模試を受ける方がいらっしゃいます。
(筆者もそういうときがありました)
しかしあまり意味がないというのが実際に経験してみての感想です。
その分にかける時間や労力を、今目の前にあるテキストや問題集に注ぎ込んだ方が効率的です。

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がんばりすぎない

そして「がんばりすぎない」ことも大切ではないでしょうか。

大事な時期だからこそ体調がいちばん大切。
風邪など引いてしまっていては元も子もありません。
疲れたら休む。
または自分なりの気分転換をするなど、がんばりすぎないことも意識しておいてください。

やる気のスイッチが切れたと思ったら、そのまま続けずに少し席を立った方が良いです。
それでもダメなら本日の勉強は切り上げて、翌日の朝から頑張った方が良いです。

人間の集中力が続く時間は45分とか90分とか言われていますよね。
どちらにしてもそうそう長く続くものではありません。
適度に休憩を取り、ご自身をいたわってあげることも大切です。

みんなが見守ってくれている。受験できることに感謝を…

試験も直前期になってくると緊張と重圧で精神的にまいってくるときがあります。
勉強というのは基本的に一人でやるものですから孤独感を感じてしまうのですね。
そういったこともあり、これから本番まで高いモチベーションを保ち続けるのは難しいことですよね。

しかしそんなとき、筆者は「受験できることは幸せだ!」と自分に言い聞かせモチベーションを保っていました。

考えてみてください。

税理士になりたいと思ったすべての人が実際に試験にチャレンジできるわけではありません。
さまざまな理由(経済的な理由、健康上の理由、家庭的な理由など)によって税理士試験にチャレンジすることさえ許されない人もたくさんいるのです。

そんな中、自分は周りのサポートも受けながら税理士試験にチャレンジできている。
それだけで恵まれているじゃないか。
…そう思えれば自然とモチベーションを保つことができました。

このブログを読まれている方は税理士試験にチャレンジできる方だと思うので、きっと周りのサポートを受けられている幸せな方なんだろうと思います。
ぜひ周囲の皆さんに感謝の気持ちを持ってください。

そして最後まで頑張り抜いていただくことを期待しています!

ご健闘を祈ります。

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まとめ

  • 直前期に新しいものに手を出しても意味がない
  • 「がんばりすぎない」ことは常に意識しておこう
  • 家族や友達、先生などサポートしてくれる周りの方に感謝の気持ちを持とう

編集後記

昨日は東京税理士会の第63回定期総会に参加。
総会後の懇親会では小池東京都知事が登壇する場面も。

ABOUT ME
税理士 瀬口 徹
東京都府中市を中心に活動する税理士・宅地建物取引士。 個人の方の確定申告を応援します! 詳しくは → プロフィールへ
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