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還付金の受取口座 注意点

美容室経営 アキラさん
美容室経営 アキラさん
税理士さん!
還付金が振り込まれたのでカメラを新調しちゃいました!
そういえばアキラさんの趣味はカメラでしたね!
税理士
税理士
美容室経営 アキラさん
美容室経営 アキラさん
はい!
ところで僕の友人ユージも還付申告したんですけど、まだ振り込まれてないって言うんですよ。
同じ時期に申告は済ませているのに。
還付金が振り込まれる時期は人によって多少前後します。
あまりにも遅い場合は税務署に電話で問い合わせてみるといいかもしれませんね。
税理士
税理士

 

還付金が遅れる理由

今回の確定申告が還付申告である方は、そろそろ還付金が振り込まれている時期ではないでしょうか。

国税庁によれば、還付金の支払手続にはおおむね1ヶ月から1ヶ月半程度の期間を要するということです。

もし申告した日から2ヶ月以上経っても還付金が振り込まれてこない場合には、税務署に電話で聞いてみるといいでしょう。
(税務署から問い合わせの電話がかかってくることもあります)

還付金の振り込みが遅れる理由には、具体的にどのようなケースがあるのでしょうか?

屋号付きはNG

国税庁のホームページには、注意事項として次のように書かれています。

預貯金口座の口座名義について

還付金の振込みに指定できる預貯金口座は、申告者ご本人の口座に限られます。

(注)預貯金口座の名義については、ご本人の氏名のほかに店名、事務所名などの名称(屋号)が含まれる場合、振込みできないことがありますので、ご本人の氏名のみの口座を指定してください。また、旧姓のままの名義である場合には、振込みができませんので、ご注意ください。(後略)

出典元:国税庁ホームページ

このように、還付金の振込口座について具体例を出して注意喚起をしています。

  • 口座名義に屋号が含まれている場合
  • 口座名義が旧姓のままである場合

などはNGです。

特に屋号が含まれている口座を指定してしまうのは「確定申告あるある」の代表格ですので気を付けましょう。

税務署側の手続きがスムーズに進まず、還付金がなかなか振り込まれないのは申告者本人にとってもストレスになるもの。
最初から本人名義の口座(屋号が含まれない氏名だけのもの)を指定しておくことが望ましいですね。

実際にあったケース

その他にも気を付けなければいけないケースがあります。

一例を挙げましょう。
過去の確定申告で私が実際に遭遇した出来事です。

納税者のお名前は山田太郎さん(仮名。以下同じ)といい、「山田太郎」名義で確定申告しました。
この年は医療費が多かったので還付申告でした。

ここで還付先口座の件です。
山田さんは成年被後見人だったので、還付先に指定した口座が、正確には「山田太郎 成年後見人 鈴木一郎」という名義になっていたのです。

申告したら案の定、「ご本人名義かどうか確認が取れないため振込できません」との連絡が税務署からありました。
結局、後見人の鈴木一郎さんに登記事項証明書(成年被後見人であることを証明する書類)を準備してもらい、それを提出することで事なきを得ました。

このような場合も本人名義とは認めてもらえないんですね。

何はともあれ還付金の受取口座は本人名義のもの(姓と名オンリー。氏名そのもの)を指定しましょう。
それが何よりのトラブル回避策です!

まとめ

・還付金が振り込まれない場合は税務署に問い合わせてみよう

・還付金の振込口座は本人名義の口座に限られる

・屋号付きの銀行口座は避けておいた方が無難

美容室経営 アキラさん
美容室経営 アキラさん
夢とやる気が詰まった屋号入りの銀行口座!
それが認められないというのはちょっと残念ですね。
そうですね。
屋号には事業主の思いがたくさん詰まっていますからね。
税理士
税理士
一方で正しい金額を正しい相手に振り込まなければいけないという税務署側の事情も理解できます。
還付金の受取口座は慎重に選びましょう!
税理士
税理士

 

ABOUT ME
税理士 瀬口 徹
税理士 瀬口 徹
東京都府中市を中心に活動する税理士・宅地建物取引士。 個人の方の確定申告を応援します! 詳しくは → プロフィールへ
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