今日はよろしくお願いします。
かわいいお子様もご一緒ですね。
今日はよろしくお願いします。
頭が混乱しちゃって。
結局のところ、パート主婦はいくらまで稼げばいいんでしょう？
パート主婦 年収の壁
パート主婦の皆さんにとって最大の課題。
それが世帯の手取り収入を最大化するために検討する、いわゆる「年収の壁」です。
ただこの年収の壁。
「103万円の壁」とか「130万円の壁」とか、いろいろあって分かりづらいですよね。
加えて近年は配偶者特別控除や基礎控除の改正もあり制度が複雑化。
非常に理解しづらくなっています。
本記事ではオーソドックスなご夫婦をモデルとして
そもそも主婦の壁にはどんなものがあるのか？
その全体像について確認します。
※前提条件は以下のとおりです。
- ご主人（男性）が働いていて、奥様（女性）がその扶養に入っている
- 奥様の収入はパート収入（給与所得）のみ
- ご主人の合計所得金額が900万円以下
- 奥様の年齢は60歳未満
- 奥様は青色事業専従者等でない
パート主婦と６つの壁
代表的な「パート主婦の壁」は次のとおりです。
6つもの壁がありますね。
ちょっとごちゃごちゃしていて複雑です。
細かく分けて見ていきましょう。
＊＊＊
まず、パート主婦ご本人である妻（ゆうこさん）自身の税金に影響する壁にはどんなものがあるでしょう？
100万円の壁…住民税がかかりはじめる壁
103万円の壁…所得税がかかりはじめる壁
＊＊＊
続いて、ゆうこさんではなく配偶者である夫（しんごさん）の税金に影響してくる壁です。
103万円の壁…配偶者控除が受けられなくなる壁
150万円の壁…配偶者特別控除（満額）が受けられなくなる壁
201万円の壁…配偶者特別控除が受けられなくなる壁
（壁の金額はあくまでもゆうこさんの年収を表します）
＊＊＊
最後に、ゆうこさんの社会保険に影響してくる壁にはどんなものがあるでしょう？
106万円の壁…社会保険料がかかりはじめる壁（一定の場合）
130万円の壁…社会保険料がかかりはじめる壁（それ以外の場合）
＊＊＊
このように、年収の壁とひと口に言っても内容は様々です。
税に関する壁なのか？
社会保険に関する壁なのか？
はたまた誰の手取りに影響する壁なのか？
それぞれについて頭を整理し、細かく分けて理解していくことが大切です。
次回からひとつひとつの壁について具体的に確認していきましょう。
まとめ
・主婦の年収にはいくつかの壁がある
・税や社会保険など複数の要素が絡み合っている
・それぞれを細分化すると理解しやすくなる
なんとなく全体像は分かったけど。
よろしくお願いします。
フリーランス（個人事業主）
会社員
年金受給者
の皆さまを対象に、税務会計全般のサービスを行っております。
税務に関してのお悩みがございましたら、まずはご相談ください！
どのサービスにしようかご検討中のお客様には「メニュー診断チャート」がおすすめです。
