会社員向け

Simple is the Best 消費税率だって。

消費税率の引き上げが目前に迫っています。
引き上げがまた延期されるのではないかとか、景気への影響がどうとか、いろいろ報道されていますよね。

そこで消費税と景気についてのお話です。

景気への影響という一点だけをみるならば消費税を廃止するのが一番です。
しかしそれでは現実的ではないので次善の策を考えてみました。

結果「消費税率を一刻も早く10%に上げるべき」「ただしそれ以上は永遠に引き上げない」というのが筆者の主張です。
理由は以下のとおりです。

景気の善し悪しなんて結局みんなの気持ち

経済学者やエコノミストと称される人々が小難しいことを論じていますが、景気の善し悪しなんて結局のところみんなの気持ち次第でしょう。

たとえば最近(といっても3年以上前ですが)では日銀が導入した「マイナス金利政策」というものがありました。
導入当初は市場をはじめそれなりの高い評価を集めていましたが、蓋を開けてみると国内景気に好影響を与えたとは言い難い状況です。
マイナス金利の「マイナス」というワードがネガティブなイメージを与えたため、思ったほど国民に受け入れられなかったという説があります。

このように世の中の多くのことは人々の気持ち次第で揺れ動いていくものです。
世の中なんてそんなものです。

シンプルに分かりやすく

そこで本題。
消費税率についてです。
筆者は10%にすることがベストだと思っているのですが、その理由はシンプルで分かりやすいということです。

たとえばここに税抜き1,600円の商品があるとします。
税込みいくら?と聞かれて皆さんは瞬時に答えられますか?

現在の税率(8%)で計算すると1,728円というのが正解です。
なかなか答えづらいですよね。
頭のいい方であれば答えられるのでしょうが筆者には無理です。

では税率が10%のケースだとどうでしょう?
1,600円+160円=1,760円と、電卓を打たなくてもどうにか頭の中で計算することが出来るのではないでしょうか?

この違いです。
税率10%におけるこの分かりやすさが大切だと思うのです。

5%や8%では消費税がいくらなのか分かりづらい。
税抜き価格をみて税込み価格がいくらになるか分かりづらい。
税込み価格をみて消費税がいくら含まれているか分かりづらい。

細かいことですが、こういったことの積み重ねが消費者心理に影響を与え、ひいては景気にも悪影響を及ぼしているのではないかと筆者は考えています。

いずれは上がる消費税率ですから、とっとと10%で統一してしまいましょう。
ただしそれ以上(12%とか15%とか)に引き上げることはいけません。

複雑化が進む日本の税制

ところで税には租税三原則というものがあります。
税は「公平・中立・簡素」でなければならないというものです。
税は本来「簡素(シンプル)」であるべきなのです。

しかしご承知のとおり、最近の税制改正などをみると税についてのルールがどんどん複雑で分かりづらくなっています。

そのような流れの中でも複雑な部分を読み解き、納税者の皆さんに分かりやすく説明することは私たち税理士の責務です。
しかしそれと同時に、複雑化する税制に歯止めをかけ簡素な税社会を作れるよう発信していく。
それもまた同じくらい大切な税理士の責務ではないでしょうか。

まとめ

  • 消費税は8%より10%の方が分かりやすい
  • 税は簡素(シンプル)であらねばならない
  • 簡素な税社会を作れるよう発信していきたい

編集後記

ものごとをシンプルに考えることって大事ですよね。
筆者は常にシンプルでありたいと願っていて、それを極限まで追求することに憧れています。

仕事の進め方も。
普段の生活も。
心の中も。

といっても、そう簡単にうまくいきませんが (^^ゞ

ABOUT ME
税理士 瀬口 徹
税理士 瀬口 徹
東京都府中市を中心に活動する税理士・宅地建物取引士。 個人の方の確定申告を応援します! 詳しくは → プロフィールへ
税務のお悩みがございましたら、まずはお問い合わせください。

・会社員
・年金受給者
・フリーランス(個人事業主)
の皆さまを対象に、税務会計全般のサービスを行っております。

税務に関してのお悩みがございましたら、まずはご相談ください!

どのサービスにしようかご検討中のお客様には「メニュー診断チャート」がオススメです。

メニュー診断チャートお問い合わせ

当ブログの記事は、投稿日現在の法律および情報に基づいて執筆しております。