個人エッセイ

税理士は心理カウンセラーであれ

先日、お客様と話していて嬉しいことがありました。
感じたことは「税理士=心理カウンセラー」説です。

輝きはじめたお客様の表情

それまでつまらなそうに話を聞いていたお客様の顔が、みるみるうちにイキイキとしはじめて、さらに楽しく語り出してくれた。
そんな出来事が最近ありました。

お客様との打ち合わせで試算表を示しながら細かい説明をしていたときに、流れの中で何気なく質問してみたときのこと。
「Aさんは将来この事業をどうしていきたいですか?良かったら将来のありたい姿を詳しく聞かせてもらえませんか?」

そしたら冒頭のとおりです。
お客様がイキイキとした表情で話し始めてくれたのです。

このお客様は将来の展望や夢についてこんなにも語りたがっていたんだ!とはじめて気付きました。

将来の展望

考えてみると

お客様が将来に対してどのような展望を描いているのか?
将来どういうふうになりたいのか?

そこを尋ねずして税理士の職責が果たせるはずがありません。

振り返れば私自身、勤務時代にお客様のところへ訪問して将来の展望をじっくりお聞きすることなど一度もなかったように思います。
担当者として明らかに失格でした。
猛省が必要ですね (´;ω;`)

夢を語ってもらおう

税理士事務所の仕事の中で目に見える成果といえば、申告完了後に申告書控や総勘定元帳といった書類一式をお客様にお渡しすることが思い浮かびます。
あるいは毎月お渡しする試算表であったりエクセルで作成したデータであったり。

そういったものは形がある=目に見えるものなのでお客様に感謝してもらえるし、自分たちもしっかり仕事をしたという達成感を持つことができます。
しかしそういった成果物ばかりに目が行ってしまうと、本来の仕事の目的を見失ってしまいます。

モノを作ってお渡しすることが仕事の目的になっていないだろうか?
それはあくまで手段であって、その先のことまでしっかり考えられているだろうか?
目指すゴールがお客様と同じ目線で見えているか?
専門家としてその過程までイメージできているか?
常に自分自身をチェックしておきたいところです。

お客様には大いに夢を語ってもらいましょう。

それを具現化するために私たちにできることは何かを考えること。
税理士の仕事とは、本来そういうものではないでしょうか。

仮に参考になることが聞けなかったとしても、話してもらうことによってお客様自身の頭の中が整理されれば、それもまた意義のあること。
これぞまさに「心理カウンセラー」の仕事ですね。

まとめ

・お客様は将来の展望を誰かに聞いてもらいたがっている

・お客様に夢を語ってもらおう

・語ることで頭の中を整理してもらおう

編集後記

当たり前といえば当たり前の話で、もしかしたらできている方がほとんどなのかもしれませんね (^-^;

夢だけではなく、くだらない話もたくさんしてお客様の素顔を知ることも大切なことだと感じています。
私は人の話を聞くことが好きですし、お客様と世間話をする時間がとても楽しいです。
この職業を選んでよかったな〜と素直に思える瞬間です。

ABOUT ME
税理士 瀬口 徹
税理士 瀬口 徹
東京都府中市を中心に活動する税理士・宅地建物取引士。 個人の方の確定申告を応援します! 詳しくは → プロフィールへ
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