7月5日に開催されたマネーフォワードの「士業サミット2019」に参加してまいりました。
マネーフォワードといえば先日の料金改定で多くの税理士さんから批判を浴びましたね。
むろん筆者としてはこれらの批判的な意見を理解しています。
一方で今回のようなイベントを通じ、税理士とのコミュニケーションを積極的に図ろうとしているマネーフォワードの姿勢には好感を持っています。
本日は「士業サミット2019」に参加してみた所感について書きます。
気さくな辻社長
当日はマネーフォワードの辻庸介社長が参加し、イベント開始の挨拶から夜の懇親会まで出席されていました。
若い社長のためか非常に気さくに振る舞われていて親近感の感じられる方でした。
辻さんといえば京都大学の農学部出身。
卒業後はソニー勤務を経て金融業界へ転身し起業されています。
農学部出身で事業会社へ就職したのち税理士を開業した筆者としては、キャリアが何となく似ていて以前から親しみを感じています。
(おこがましいですが…)
参加者の特徴に少々の驚き
「マネーフォワードに興味を持ちイベントにも参加して下さる方は、新しいことに興味を持ち、現状を積極的に変えていこうという前向きでエネルギッシュな方々です」
冒頭の社長からの挨拶ですが、ある意味納得してしまいました。
というのも参加者の年齢層が若く、業界っぽくない人税理士っぽくない人たちばかりだったからです。
私服に茶髪、長髪、ヒゲ面など。
「っぽくない人」ばかりです。
登壇もされていたSeven Rich会計事務所の服部峻介先生などは、どう見ても税理士というよりミュージシャンの風貌でしょう(笑)
税理士会の会合などとは場の雰囲気がまったく違います。
筆者も普段は税理士っぽくないと言われることが多いのですが、今日に限っては真っ当な方じゃないか?と思ってしまいました。
10億円軍資金キャンペーン
さて、今回の「士業サミット」の見どころといえば「10億円軍資金キャンペーン」の発表です。
このキャンペーン。
簡単に言うと、税理士がマネーフォワードクラウドのユーザーを取ってくると「1件につき税理士に10万円、顧問先に5万円をお支払いします」ということらしい。
(注)法人のビジネス年額プラン(年額59,760円)に加入した場合
消費税率アップのタイミング(会計システムの乗換え需要が見込める?)に合わせて勝負に出た、という話をスタッフの方がされていました。
単発で10億円のキャンペーンとは、たしかに思い切った施策ですね。
年間売上高45億円、営業赤字8億円(2018年11月期)の会社にしては。
今回のタイミングで勝負に出た、という話はおそらく本音なのでしょう。
その後は引き続き懇親会にも参加させていただきスタッフの皆さんとお話しすることができました。
会社の雰囲気も肌で感じられましたし、参加できて良かったです。
ベンダーの考え方や社風を理解することも大切なことだと考えているので。
まとめ
- 田町で開催されたマネーフォワードの「士業サミット」に参加
- 若くて個性的な税理士が多数参加していた
- 10億円のキャンペーンについて発表があった
編集後記
昨日、ついに租税教室の講師としてデビューさせていただきました!(地元の中学校にて)
事前にしっかり練習をして臨んだものの、教壇に立ち30名以上の生徒さんの前で話す瞬間はドキドキ。
しかし子どもたちはよく見ていますね。
筆者がはじめての授業であろうことをすぐに見抜いていました。
そんな筆者のしどろもどろの講義をあたたかく見守ってくれて、最後は拍手までしてくれて…。
涙が出そうになりました ( ;∀;)
やさしいですよね。
子どもをなめてはいけません。
彼ら彼女らは大人が思う以上に大切なことを理解しています。
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