個人エッセイ

中学生「税についての作文」を読んで、思うこと

本年の中学生の「税についての作文」(日税連会長賞受賞作)全12編を読ませていただきました。
皆さんとても素敵な出来栄えで、中学生の皆さんの文章力の高さにはあらためて驚かされました。(親御さんたちの影響が及んでいないことを祈ります笑)

ただ、読んでいて少し違和感を感じたことがあったので、今日はそのことについて書きます。

「税は必要なもの」のオンパレード

読ませてもらった税の作文は、それぞれに個性があり様々な視点から税についての考えや思いを述べていました。

ただ、どの作文も結論はほぼ同じです。
「税は世の中にとって大切で、みんなにとって必要なものです。僕も、私も、大人になったら税金を納めて社会に貢献したいと思います」という感じで。

ある意味仕方がないことでしょう。
税の作文自体が、税の啓蒙活動の一環として行われているものですから。

もっと自由に

ただ作文を読んでいて、個人的にはちょっと面白みに欠けるなあと感じてしまいました。
途中で飽きてくる。
なにしろ結論が見えていますから。

私が中学生なら、もっと本音や裏の部分を強調した文章を書きたいなと思ってしまいます。

たとえばこんな切り口で書いてみるのはどうでしょう?
「なぜ人は税金を払いたがらないのか?税金を払いたがらない人は、自分自身や家族を大切にする慈悲深い人なのかもしれない。それを一方的に悪く言うのはおかしなことだ」
とまぁ…これは一例ですが、色々な意見があっていいと思います。

結論はひとつではありません。
中学生の皆さんに伝えたいのは、もっと自由に考えていいんだよということです。

税が誰かを助けることもあるでしょうが、税が何かを犠牲にすることもあるでしょう。

そういうことに子どもたちが気付いたときこそ、大人はしっかりと評価してあげるべきじゃないかと思います。

世の中は綺麗事だけで動いているわけではありませんよね。
「税は大切なもの。必要なもの。だからきちんと納税しましょう」と理想を唱えるだけでは、誰も動かないし何も始まらないのです。

選考委員の方々へ

私は作文を書いた中学生たちを責めるつもりは一切ありません。
むしろ選考委員の方々に申し上げたい。

綺麗にまとまった作品や耳障りの良い作品だけを受賞させるのではなく。
本音だったり裏の感情だったり…そういったものを前面に出した一風変わった作品を、ひとつふたつ受賞作に盛り込んでみるのも、今後の取組みとして面白いのではないでしょうか。

まとめ

・中学生の「税の作文」を読んでみた

・受賞作は結論が同じようなものが多かった

・多様な意見の作品を受賞作に選んでみてはどうかと思った

編集後記

確定申告の時期が刻々と近づいてきたおかげでしょうか。
ホームページ経由でお問い合わせをいただくことが少しずつ増えてきました。
とてもありがたいことです。

今以上にもっともっと充実したホームページにしていけるよう、これからも改善を重ねていきたいと思います!

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税理士 瀬口 徹
税理士 瀬口 徹
東京都府中市を中心に活動する税理士・宅地建物取引士。 個人の方の確定申告を応援します! 詳しくは → プロフィールへ
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